客席を扇形とすることで演者と客席が近づき、より臨場感のあるホールとなっています。
アコースティックの音響に重点を置き、舞台は開口部の高さを充分に確保して可動の音響反射板を設置することで、講演から演奏会までさまざまな演目に対応できます。
リハーサル室は1階南側に設け、南側に広がる公園と一体的な発表の場としての活用できます。
また、壁面の鏡によりダンスや舞踊の練習にも利用できます。ホワイエは、南北をガラスとすることでまちなみややまなみが望める日常の憩いの場として利用できます。
建設地 | : | 兵庫県養父市八鹿町八鹿538番1ほか |
---|---|---|
延床面積 | : | 4,352㎡ |
駐車場 | : | 143台(ほか臨時駐車場あり) |
構造・階数 | : |
鉄筋コンクリート造(RC造) 一部鉄骨造(S造) 2階建 |
令和元年12月 | : | 着工 |
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令和3年5月 | : | 竣工 |
令和3年9月 | : | グランドオープン |
客席を扇形とすることで演者と客席が近づき、より臨場感のあるホールとなっています。
アコースティックの音響に重点を置き、舞台は開口部の高さを充分に確保して可動の音響反射板を設置することで、講演から演奏会までさまざまな演目に対応できます。
リハーサル室は1階南側に設け、南側に広がる公園と一体的な発表の場としての活用できます。
また、壁面の鏡によりダンスや舞踊の練習にも利用できます。ホワイエは、南北をガラスとすることでまちなみややまなみが望める日常の憩いの場として利用できます。
図書館棟は養父市産の木材を壁面に利用し、書架の木質化など温かみのある内装とし、テーブル席やカウンター席などさまざまな設えにより、読書や勉強など思い思いの過ごし方ができます。
エントランス部分を挟んで北側に読み聞かせコーナー・児童書架、南側に一般書架・ラーニングコーナーを配置することで北から南へ、にぎやかなエリアから静かなエリアへと音の区画化を計画しています。
南北方向を妻面とした切妻屋根とし、養父市の特徴的な景観を表しています。
屋根材には瓦を用い、地場製品であった「八鹿瓦」を歴史的、景観的に継承します。
「小路」を挟んでホール棟と図書館棟を配置することで日常のさまざまな活動をみんなが共有できる計画です。
「小路」から施設全体へと連続的に繋がるような床仕上げなどで建物の内外が一体的な活動空間となるように計画しています。